COLUMN 瞼の修正
二重の手術が、うまくいかなかったと感じたら
ほかのクリニックで受けた、二重・眼瞼下垂の手術の修正について
「二重の幅が思っていたより広い」「目を閉じると線や段差が見える」「話すとまぶたが突っぱる感じがする」。ほかのクリニックで受けた手術について、こうしたご相談が増えています。直したいと思い始めた方に、まず知っておいていただきたいことを、形成外科の医師としてまとめました。
01
・二重の幅が広すぎる、または狭すぎる
・左右で幅や形が違う
・目を閉じたときに、傷あとや段差が目立つ
・まばたきや話すときに、まぶたが突っぱる感じがする
・糸で留める二重(埋没法)が取れた、二重が浅くなった
・まぶたを上げる手術(眼瞼下垂の手術)のあと、目が開きすぎる、閉じにくい、眠そうに見える
・手術から年月がたって、形が変わってきた
02
まぶたの皮膚はとても薄く、その下には、まぶたを持ち上げる筋肉や膜、脂肪が、何層にも重なっています。手術のあとに違和感が残るのは、表面の皮膚だけが原因とは限りません。
中で留めた位置がずれている、傷が治るときに組織どうしがくっついてしまっている(癒着)、皮膚や脂肪を取りすぎている、といった皮膚の下の状態が、見た目や動きに表れていることが多くあります。そのため、表面の傷あとだけを整えても、違和感が解消しない場合があります。
03
本来、手術の結果には、執刀した医師が最後まで責任を持つべきだと当院は考えています。まずは手術を受けたクリニックにご相談ください。それでも、前の医師に相談できない、相談しても解決しなかった。そうした方が、最後に当院へたどり着かれます。
一度手術を受けたまぶたには、傷あとや癒着が残っています。組織が少なくなっていたり、本来の位置からずれていたりするため、最初の手術と同じようには進められません。
直すときは、皮膚の下がどうなっているかを見極め、くっついた部分をはがし、組織を本来の位置に戻す必要があります。どこまで直せるかは、まぶたの状態によって一人ひとり違います。
脳外科医・耳鼻咽喉科医・形成外科医・皮膚科医に必要なのは、手先の器用さだけではない。想像力であり、創造力である。
先代から受け継いできたこの言葉のとおり、当院では手術の前に、数年後の形と動きまでを思い描いて方針を立てます。
修正の手術を数多く手がけてきたからこそ、当院は最初の一回の手術を何より大切にしています。初めての手術から、修正の要らない手術を。それが、修正を引き受ける医院としての私たちの答えです。
04
手術のあとの腫れや傷あとが落ち着くまでには、一般に数か月かかります。落ち着く前にもう一度手術をすると、かえって判断が難しくなることがあります。直すのに適した時期は、診察で判断します。
紹介状(診療情報提供書)、カルテのコピー、サマリーなどがあれば、初診の際にお持ちください。事前にメールなどでお送りいただく必要はありません。お手元にない場合は、診察のあと、必要に応じて当院から前医に問い合わせます。
手術を受ける前の顔写真があれば、もとのまぶたの形を知る手がかりになります。スマートフォンの写真でも構いません。
はい。ご相談いただいたことを、当院から前のクリニックに伝えることはありません。記録の確認が必要になった場合も、診察のあと、ご本人の同意をいただいてから問い合わせます。
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1診察
医師が直接、まぶたを診ます。目を開け閉めしたとき、話したときの動きも確かめます。
2記録との照らし合わせ
お持ちいただいた記録と今の状態を照らし合わせ、まぶたの中で何が起きているかを見極めます。
3どうするかのご説明
直せるところと、直さないほうがよいところの両方をお伝えします。手術をしないほうがよいと判断した場合は、正直にそうお伝えします。その場で決める必要はありません。
4手術と経過観察
診察した医師が執刀し、術後の経過も同じ医師が担当します。
FEE & RISK
| 他院で受けた瞼の手術の修正 | 770,000円 |
| 他院で受けた眼瞼下垂の手術の修正 | 880,000円〜 |
| 瞼周辺の小さな傷あと(数ミリまで) | 88,000円〜 追加1カ所 55,000円程度 |
| 初診料(30分まで) | 11,000円 |
すべて自由診療・税込(消費税10%)の目安です。修正の内容によって費用は変わるため、診察のうえで個別にお伝えします。
表示している手術料には、その手術に必要な手技が含まれています。手術の途中や当日になって、「これを足すとよくなる」といった追加の手技や料金が上乗せされることはありません。
診察から手術、術後の経過観察まで、同じ医師が担当します。
直す手術に伴う主なリスク・副作用として、腫れ、内出血、痛み、傷あと、左右差、感染、仕上がりがご希望と異なる可能性があります。組織の状態によっては改善できる範囲に限りがあり、再手術が必要になる場合もあります。
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