院長の話

修正は、なぜ一からやり直すのか

「途中だけ直せば、早く済むのでは」。修正のご相談で、よく聞かれます。

答えは、いいえ、です。

手術は、パズルです

形を整える手術は、一手目で決まります。皮膚をどこから切り、どちらへ動かすか。登り口を間違えれば、途中をどれだけ工夫しても、頂上には着きません。

修正とは、その一手目まで戻ることです。

開けるまで、半分しかわからない

外から見てわかるのは、必要なことの半分ほどです。開けてみると、あるべき組織がない。あるべきところにない。申告のなかった糸やヒアルロン酸が、線を邪魔していることもあります。

だから、前の手術の記録と、これまでの治療を、すべて教えてください。

ただし、リセットはできません

ゲームと違い、手術は元に戻せません。一度切った皮膚には跡が残り、なくなった組織は戻らない。その条件の中で、一から組み直します。

初回より時間がかかり、腫れや内出血、左右差も出やすくなります。結果を約束することはできません。

急がないでください

傷の赤みや、治っていく途中の様子に、とらわれないでください。それは、まだ途中の段階です。最終的にどうなるかを予想できるのは、医師です。皮膚はしつこく、時がたっても元に戻ろうとします。だから、手術のあとも通っていただき、収め切るまで伴走します。傷が赤く硬いうちは、次の手術はしません。最短で半年、できれば一年待ちます。そのあいだの注入や注射は、修正をかえって難しくします。

いちばんの修正は、最初の一回

修正を数多く見てきたから、言えます。登り口は、最初に選ぶものです。

修正の手術は自由診療で、同じ手術の初回より手術料が高くなります。主なリスクは、腫れ、内出血、左右差、傷あと、再手術が必要になることです。料金の目安は、下のページにあります。

院長 井上 研

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