COLUMN まぶたのできもの
まぶたの黄色いできものが
気になったら
目頭の近くに、黄色く平らなできものがある。少しずつ大きくなってきた。お化粧で隠しにくい。それは「眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)」かもしれません。どんなできもので、どう治すのかをご説明します。
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眼瞼黄色腫は、上まぶたや下まぶたの目頭寄りにできる、黄色く平らな、やわらかいできものです。左右の両方にできることもあります。
コレステロールなどの脂質をため込んだ細胞が集まってできたもので、悪いできもの(がん)ではありません。ただ、自然に消えることは少なく、時間とともに大きくなったり、数が増えたりすることがあります。
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血液のコレステロールが高い方に見られることがあります。一方で、検査で異常のない方にもできます。
気づいたときには、一度、血液検査で脂質を調べておくと安心です。当院でも、手術の前の血液検査で確かめています。
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黄色腫は、表面では小さく平らに見えても、皮膚の下では血管に沿って、見えている範囲よりひと回り大きく、深くまで広がっていることがよくあります。
そのため、表面を削ったり焼いたりする方法では奥の部分が残りやすく、時間がたってから再発することが少なくありません。治療のあとに、傷あとが目立つこともあります。
当院では、こうした理由から、黄色腫のレーザー治療はお勧めしていません。ごく初期の小さなものに限り、再発しやすいことをご説明したうえで行うことがあります。
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当院では、黄色腫をできるだけ残さないように切除します。表面に見えているところだけでなく、奥に広がった部分まで取り除きます。
取ったあとには、思ったより深いくぼみができます。これをそのまま縫い寄せると、二重の線がずれたり、目の形が変わったりして、不自然な印象になることがあります。そこで、まわりの皮膚を少しずつずらして穴をふさぐなど、形成外科の方法でまぶたの形を整えながら治します。
二重の線より上に、不規則な形で広がることが多い部位です。切ったあとの形を整える工夫が、とくに大切になります。
目の下のくぼみに沿って、線のように広がることが多い部位です。比較的、傷あとが目立ちにくい形で治せることが多くあります。
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黄色腫のある方は、まぶたが下がってくる眼瞼下垂や、皮膚のたるみを伴っていることがよくあります。
ご希望があれば、黄色腫を取る手術とあわせて、目の開きやたるみを整える手術もご相談いただけます。どこまで行うかは、診察でまぶた全体を見てから、一緒に決めていきます。
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黄色腫は良性のできものですが、手術のあと、年月がたってから再発することがあります。広く深くまで広がっている場合は、まぶたの形を損なわないことを優先して、すべてを取り切らない判断をすることもあります。
どこまで取れそうか、再発の見込みはどうかは、手術の前に正直にお伝えします。再発したときには、あらためてご相談ください。
FEE & RISK
| 眼瞼皮膚腫瘍摘出術(片眼・多発性のものを含む) | 330,000〜 440,000円程度 |
| 初診料(30分まで) | 11,000円 |
| 手術予約料(返金なし) | 11,000円 |
| 血液検査料 | 11,000円 |
すべて自由診療・税込(消費税10%)の目安です。黄色腫の大きさや広がり、まぶたの形を整える方法によって費用は変わるため、診察のうえで個別にお伝えします。正式な手術料は、同意書に記載した金額となります。
手術に伴う主なリスク・副作用として、腫れ、内出血、痛み、傷あと、まぶたの形の変化、左右差、感染、仕上がりがご希望と異なる可能性があります。また、時間がたって再発することがあります。経過には個人差があります。
ご予約は、予約フォームから事前問診をお送りください。