紹介状について

早く良くなられます様に!

大江橋クリニックには、なかなか治らないからとご相談にお見えになる患者様が多いのが特徴です。
その中でお願いしたいことを記します。
少しでも解決の近道となります様に。

以下は受付でお話ししている内容となります。
大江橋クリニックスタッフ☺︎

治療が行き詰まったら?転院を希望するなら

まずは担当の先生に相談しましょう!
困っていることが伝わっていない可能性があります。
大抵の医師は自分の全力で患者さんに尽くしています。
担当の先生から紹介してもらえるか相談してみましょう。
自分で探すよりも早く解決することがあります。

紹介状って便利!

健康保険で治療を受ける方
健康保険には厚生労働省の決める縛りがあります。
決められた手続きを踏んでこそ健康保険の給付が受けられます。

自費治療で治療を受ける方
健康保険での縛りがないため、健康保険が適応にならない治療方法を使う、その医者独自の治療を行うなどにより最近はとみにその治療内容はブラックボックス状態になっていることが多いです。

紹介状ってフライトレコーダーの様なもの

どうして治らないのかは、過去から現在までを把握することが必要になります。
特にブラックボックスの中に手を突っ込むなら、エイヤって手を突っ込むのは得策ではありません。

紹介状って、いわばフライトレコーダーの様なものですね。
健康保険であっても自費治療であっても紹介状はいただけます。ご相談してみてください。

尚、前医との間に介入することはしていません。「今、この携帯で前医と電話がつながっているからこの電話を紹介状が代わりとする。代われ!」(ご自身の携帯を突き出す)とかやめてくださいね。
医師って身を削って頑張ってる人多いんですよ。

経過が大事!

治療は同じ病名であっても、そのステージによって或いは前の治療によって治療方法が変わることがあります。
紹介状は、医師から見た症状の経過、検査値とその読み方、処置の細かい手技やその内容、治療方針などが書いてあります。

紹介状から読み取れる情報は思っておられるよりずっと多いものです。
技量のある医師からの紹介状からは、初診からの病状経過とその後の展望だけでなく、医師の考え方や方針と性格及び診察の状況まで読み取れる医師のエッセンスがたっぷり詰まった大切な書類です。

クリニックでできること、大きな病院しかできないこと 組み合わせ治療をしてみよう

大江橋クリニックでは提携治療にも重きを置いています。
大きな病院に通院していても治らなかったら?
大きな病院しかできない治療とクリニックでしかできない治療を組み合わせ連携することでより良い治療が生まれまれることがあります。
例えば心筋梗塞。
カテーテルは大きな病院で。日頃の高血圧治療は近くの病院で。治療していますね。
治療をつないぐことが、より良い結果を生んでいます。

自分でも立ち止まって振り返ってみよう!

現状を把握するに医師が医学的見地から見た所見は欠かせない情報の一つですが、
プラス患者様から見た所見として、治療歴と経過・お困りのこと・ご要望を書いたメモをお持ちください。
上に、問診票もきちんと記載ください。
日常であなたの普通が他の人の普通でないことも多いです。
医師に情報を正しくきちんとお伝えください。一つでも情報が多い方がお悩みが解決しやすいです。
過去があって今がある。現在があるのは過去の積み重ねです。

成人された方はお一人で

「○○召喚!」もご遠慮ください。
人はそれぞれ立場や状況により意見は違うものです。
お話や意見が交錯してこちらの伝えたいことが伝わらない様に思うからです。
大切な限られた診察“時間“です。治療を受けられるのは“ご自身“です。
よって当院では患者様お一人での診察をお願いしています。
ご希望であればお連れ様ご一緒での診察を行っているところもあると思われます。
探してみてください。

一方、未成年の方は保護者の方とご一緒で診察をお受けしています。
治療を受ける場合は保護者の方とお越しください。

それでも紹介状はお持ちください

受付で怒ってもダメなことはダメです。怒鳴られてもここは折れませんよ。
他の患者様の“ご迷惑“にも当たります。

人はあなたの鏡です。
ご協力いただけない方にはご協力し難いです。

それをご理解いただいた上でお越しください。
スムーズな診療と待ち時間軽減のためよろしくご理解・ご協力ください。